浴衣とか。
花火大会とか夏祭りの季節で浴衣姿を目にすることが多くなりました。古典柄の浴衣をぱりっと着ている姿を見かけるとはっとさせられます。小津映画なんかを観ると浴衣から着物に着替えて出かけるシーンや、夜訪ねてきたお客に浴衣姿で対応して、「こんな格好で失礼」、みたいなシーンがあるので、浴衣はもともとは部屋着的な位置づけだと分かります。
ですが、現代においては夏のリラックスしたシーンにぴったりな衣装であると思います。同性から見て浴衣を着る男子に気を付けて欲しいことをいくつか。
若者はお腹が出ていないので帯が上がってきてしまいます。タオルで補正するのも面倒なので、上がってきたら自分で直しましょう。合わせもはだけてきたら直す。裾は四角く着ないで足下に向かってすぼまるように。
明日をもっと良く生きたいなら、今をより良く生きなきゃ。
明日の自分が今日の自分より『できる』なんいうのは妄想かも。今の自分がやるかやらないか。今日出来ないことは、明日も出来ない可能性が高い。
あこがれのひと、尊敬するひと。
明日、憧れの人や、尊敬する人の目の前に立たされたらどうするか。
あの人のようにはなれなくても、自分のやり方で精一杯自分の道を生きていれば、少なくとも胸をはって話すことが出来ると思う。
それを、美しいと言うこと。
たとえば、駆け出しの画家が描いた絵とか、まだ無名の音楽家の音楽とか、それを自分が美しいと感じたら、自信をもって美しいと言いたい。プロの書いた批評や、愛好家の書いたレビューがあふれているけど、まずは自分が感じたことが大切。美しいな…と思ったものが実は偽物だった。ってこともあるかもしれないけど、自分が成長すれば美しさや、その物が本当に価値のある物かは少しづつでも見極められるようになるはず。一番良くないのは自分の感覚を信頼できずに、人の価値判断に頼ること。
芸術は受け手にも創造性を求めている。