浴衣とか。

 花火大会とか夏祭りの季節で浴衣姿を目にすることが多くなりました。古典柄の浴衣をぱりっと着ている姿を見かけるとはっとさせられます。小津映画なんかを観ると浴衣から着物に着替えて出かけるシーンや、夜訪ねてきたお客に浴衣姿で対応して、「こんな格好で失礼」、みたいなシーンがあるので、浴衣はもともとは部屋着的な位置づけだと分かります。

 ですが、現代においては夏のリラックスしたシーンにぴったりな衣装であると思います。同性から見て浴衣を着る男子に気を付けて欲しいことをいくつか。

若者はお腹が出ていないので帯が上がってきてしまいます。タオルで補正するのも面倒なので、上がってきたら自分で直しましょう。合わせもはだけてきたら直す。裾は四角く着ないで足下に向かってすぼまるように。