それを、美しいと言うこと。

  たとえば、駆け出しの画家が描いた絵とか、まだ無名の音楽家の音楽とか、それを自分が美しいと感じたら、自信をもって美しいと言いたい。プロの書いた批評や、愛好家の書いたレビューがあふれているけど、まずは自分が感じたことが大切。美しいな…と思ったものが実は偽物だった。ってこともあるかもしれないけど、自分が成長すれば美しさや、その物が本当に価値のある物かは少しづつでも見極められるようになるはず。一番良くないのは自分の感覚を信頼できずに、人の価値判断に頼ること。

 芸術は受け手にも創造性を求めている。