アーン『クロリスに』を聴きたくなる。

 また音楽の話。暖かくなってからなぜか聴きたくなるレイナルド・アーンの『クロリスに』。フランスものは、ドビュッシーラヴェルプーランクぐらいしか馴染みがなくて、それも熱心には聴いていないのですが、大学の先輩が歌っているの聴いて好きになった曲です。自分のなかで勝手に春の曲だと認識していたのですが、あらためて歌詞を調べたら春を題材にしていなかったという…。擬古典的にチェンバロを思わせる前奏、シンプルな(そう聴こえる)旋律。本当に洗練された音楽だと感じます。


R. HAHN. À Chloris. Susan Graham