『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一美しい野獣』を観て来た。
少し前に映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一美しい野獣』を観て来ました。
バレエのことは門外漢でよくわからないのですが、踊る姿の美しさ、ひりひりする様なシーンも多くて何度か泣いてしまいました。ダンス映画で美少年映画で、家族映画で、不良映画…といった感じ。見てしばらくたってこれはバレー版『8Mile』だな、と思いました(『8Mile』の内容もおぼろげなのですが)。もっと内面とか、芸術的葛藤を描いてくれたらな、という感想も抱いたのですが、ポルーニンさんのプロモーション的な部分もあるのかもしれません。それを差し引いても、少しでも興味のある人は見て損はない映画だと思います。
ぴったりくるものなんてない。
『ぴったりくるものなんてないよ』
先日、ある人に相談事をして言われた言葉。
自分は考えを巡らせて動けないくなる質なのですが、その原因がまさにこれだと思いました。
その選択、その事案、その相手…は自分にぴったりくるか。いやいや初めっからぴったりくるものなんてないですよね。
新しい靴を買ったら初めは少し違和感があるけど、少しずつ自分の足に馴染んでくる。あるいは、インソールを入れて調整するとか、靴ひもの通し方を変えてみるとか。(例えです)
自分にとっても、あの人にとっても(初めから)ぴったりくるものはない。色んな選択や経験をしてみて自分で工夫したり、組み合わせたりしてみる。少しずつぴったりしてくる。そんなことを考えました。